むずむず脚症候群友の会
RLSむずむず脚症候群
1月20日にビ・シフロールがRLS用の保険適用薬として
承認されました。2005年ごろに私のホームページで薬の
開発を要望して以来、約5年程かかったようです。
これでさらにRLSの認知度が上がってくるものと期待
されます。ただし一般の医師への早急なPRが必要です。
今まではRLSへの服用している主なパーキンソン病の
薬は3種類あります。
(ビ・シフロール、ドミン、レキップ)
これらは全てオフラベル(保険適用外)として保険適用
されていましたが、これからはビ・シフロールだけは
どこの診療科でもRLS用として処方されるようになります。
今まで内科においては処方出来ませんでしたが、
これからは内科でもRLS用の薬として処方出来ます。
わざわざ遠方の睡眠障害専門医師に行かれなくても
お近くの内科の先生でも処方できることになりました。
画期的な朗報だと思われます。
ただし、ビ・シフロールは万能薬ではありません。
友の会の調査ではビ・シフロールを投与された患者の
約2割には副作用や効果がないために処方に失敗し
ています。あなたの症状に合わない場合は、今まで通り
睡眠障害の専門医師に診断を受ける必要があります。
ドミン廃止の問題
このような素晴らしいニュースの裏で同じ製薬会社は
RLS用の薬ドミンを廃止しようと、友の会の強力な反対を
押し切って厚労省に廃止の申請を出されました(約50日前)。
友の会の調査では現在治療を受けているRLS患者の中で
ドミンを服用している患者数はRLS患者の約20%います。
そのうちの約50%の患者はビ・シフロールを処方された
結果、副作用やj効果がないためにドミンを服用することに
なった患者でした。したがって、ドミンをやめることは出来
ません。
それ以外の約54%の患者はドミンからビ・シフロールに
変更する必要性が発生します。その場合は慎重の上にも、
慎重に変更するべきです。
短期日で変更しますとトラブルの元になります。必ず2週間
ほどかけて、徐々に増減(ドミンを徐々に減らし、ビ・シフロ
ールを徐々に増やす)していくことが絶対必要です。
いきなり完全に変更すると副作用が発生する可能性が
ありますので、ご注意ください。
その変更方法を明確にする義務が製薬企業にはある
のではないでしょうか?今のところそのような動きは
全くありませんから、変更する必要性がでた場合は
睡眠障害専門医師に必ずご相談ください。
変更時の薬の用量の目安:
ドミン1錠(0.4mg)はビ・シフロール(0.125mg)の
4錠に相当する。*1
レキップ1錠(0.25mg)はビ・シフロール(0.125mg)の
2分の1錠に相当する。*2,3
*1 文献:久野貞子 et al 、神経治療学 vol.23 、
No.2 157-163)
*2 文献:Reichemann H、 et al. J Neural Transm
2003:110:1393
*3 文献:Christpher G,et al. Neurology 1999:1227)
ただし、ドミンを2錠服用しているからといって、ビ・シフロ
ールを8錠服用することは基本的に無理です。
ビ・シフロールの最大服用量は6錠に制限されています。
それ以上を継続的に服用していきますと症状が悪化する
ことがあるようです。
今までの 担当者の態度から判断しますと残念ながらドミン
が廃止される可能性が高いです。今年3月に廃止の官報
が交付され、今秋ごろ(?)に完全供給中止になる予定
ですので、事前に主治医とどのようにして変更していくか
相談されることをご提案いたします。
2009年12月14日に廃止の中止を申し入れましたが、
2月3日の今日まで全く返事がありません。ただただ検討中
ということだけ。いつ検討が終わるかも知らされていません。
現在もさらにドミン販売を継続していただくようにお願いして
いますが・・・・ドイツ本社の方針に頼らざるを得ない状態で、
かなり悲観的です。いつ決断が出るかも全く不明だそうです。
日本の幹部社員では全く決断できないそうです。
そのうちに厚労省からドミン廃止の官報が出てしまいます。
もし、販売中止になれば数百人(1000人以上かも?)程度の
患者が睡眠が全く取れなくなり、致命的な被害を受ける
可能性があります。
製薬企業の患者に対する社会的責任に期待するのみです。
