むずむず脚症候群友の会
RLSむずむず脚症候群
現在のむずむず脚症候群の治療は、症状をおさえることで患者さんのQOLを改善させることが目的となります。症状が軽度の場合には非薬物療法(日常生活指導)を行いますが、重度の場合でも薬物療法と非薬物療法を併用することが望ましいとされています。
患者さんの多くは、適切な薬物療法で症状が大幅に改善します。欧米ではドーパミン受容体作動薬が第1選択薬として使用されていますが、日本ではいまだむずむず脚症候群を適応にもつ薬がなく、保険適応外で使用されているのが現状です。ただし、現在保険適用に向けた治療が行われています。

「監修: 大阪鉄道病院 江村 成就先生」
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■追記(以降は友の会独自にて記入しています。 未監修)
多くの患者からの情報から推定いたしますと、現在のパーキンソン病の
薬の中で主要な薬としてはドーパミン受容体作動薬の中の非麦角系の
下記に示す3種類の薬のようです。
1:タリペキソール(ドミン)・・・・・・・・・・・・・一錠(0.4mg)
2:プラミペキソール(ビ・シフロール)・・・一錠(0.125mg、0.5mg)
3:ロピニロール(レキップ)・・・・・・・・・・・一錠(0.25mg、1mg、2mg)
それぞれ特徴があって患者によっては効果がばらついています。
1錠の最小の容量で比較しますと、上記に示す番号 1,2,3の順で軽く
なるようです。しかし、患者によっては全く異なる結果もあって、
ドミンに効果がなくてもレキップが抜群に良い効果がある患者もいます。
ビ・シフロールに効果がなくてもドミンに効果がある患者がいます。
したがって1種類の薬が効果がなかったとしても、他の薬を試して
みることも必要ではないかと思われます。
むずむず脚症候群患者の受診(初診)前の心構え
むずむず脚症候群(RLS)患者だけでなく、診察を受ける
際の患者の心情は不安で一杯です。その不安の状態で
先生に次々に質問されますと、その対応で一杯になり、
お伝えしたかったことを、ついつい忘れがちであり、後に
なって後悔することが多いものです。対策として、下記の
事項を事前に準備をし、書きとめておき、診察を受けるこ
とを提案いたします。
事前準備事項
1:非薬物療法を実施しても、なお日常生活に支障が出る場
合に診察を受けることが大切です。
理由:
RLSは慢性病であり、治療薬も根本的なものではありま
せん。従って現時点の医療技術では半永久的に薬を服用
せざるを得ません。非薬物療法で症状が緩和される方も
おられます。出来るだけ薬に頼らず、仮に薬の治療を受け
た場合でも、非薬物療法は続けることが重要です。ただし
下記No.2に示すような他の病気がある場合は、早く診察
を受けたほうが良いでしょう。
2:現在及び過去に病気があるかどうかを主治医にお伝えす
る。貧血(鉄分不足)、腎臓関係、肝臓関係、精神病(特
にうつ)、昼間の眠気、妊娠の有無など症状を書きとめて
おき、診察時に主治医に見せる。
3:発症した時期、症状が出る時間帯、症状の表現方法など。
症状例:むずむず、ピクピク、ほてり、かゆみ、痛み、コム
ラ返り (むずむず感だけではありません。色々な表現が
あります。)
4:現在服用中の薬の名前と量、服用開始時期、服用時刻を
主治医に伝える。特にうつ病関係の薬について
理由:
うつ病薬、吐気止薬などRLSに逆効果の薬があります。
5:血縁関係の家族に同じ症状を持った方がいるかどうか事
前に調べておき、結果を伝える。(約20%の方に血縁関
係が認められます。)
6:睡眠日記をつけて、体調との関係を調べ(特に就寝前後
の状態が重要)主治医に見せる。
理由:
その日の体調によって、RLS症状は変動するものです。
何が原因で睡眠に影響を与えているか長期的な観点で、
調べていくことが肝要です。受診後もつける癖をつけま
しょう。
7:薬の副作用が出た時の対応を主治医にお伺いする。
理由:
副作用が出る場合があります。薬の量が長期間処方の
場合や、次の診察までの期間が長い場合には、その間
の対処方法を事前にお伺いしておくことが大切です。
例えば、薬の減量(例えば半分)又は中断してもよいか?
先生に直接相談の電話をしてもよいか?
8:次の診察を出来るだけ1週間後にして頂くようにお願い
する。(初診時のみ)
理由:
RLSは慢性病であり、かつ、加齢とともに進行する場合
があります。従って、医師は薬の量を出来るだけ少量から
処方される場合が多いので、当初から効果が少ない或い
は無い場合があります。又少量でも副作用が出る場合を
考慮すると、1週間後に再診を受けるのが妥当と思われ
ます。
注1:異常な状態が発生した場合は直ぐにでも先生に
連絡する。
注2:病院の事情により、2週間になることはやむを得
ない。
注3:友の会の調査では、他に病気がない場合、1週
間以内に効果がある場合が多い。
9:入院検査(一泊入院)を受けた場合は検査結果を正確
に伺う。
理由:
RLS患者は約80%の患者が周期性四肢運動(PLM)
の症状があります。入院検査はこのPLMの発生回数を
確認することが主目的です。従って、その運動の回数が
何回あったかを知ることが、総合的に病気の重症度を知
る上で大切です。
10:血液検査は必ず受けましょう。
理由:
RLSの原因の一つに鉄分不足・葉酸不足があります。
その場合治療方法が異なることもありますし、比較的軽く
すむ場合もあります。最近の血液検査の結果が有れば
持参して主治医に見せれば検査を省略することもあるで
しょう。
